夫が単身赴任になると、妻と夫が一緒にすごす時間が減り、ふだんの生活に夫がいないことが当たり前になってしまいますよね。それにより夫婦関係がぎくしゃくしたり、夫婦仲が悪化してしまうという話を周りの単身赴任のママ友からもよく聞くことがあります。
しかし、単身赴任になった夫のために、妻は子供たちと家族をしっかりとサポートすることが大切です。
特に、日頃から完全ワンオペで子育てをしている妻は、夫がたまに帰宅してきても疲れていることが多いため、夫とのコミュニケーションの取り方や家事分担など、夫婦関係を良好に保つ秘訣を知っておくことが必要です。
うちの主人もたまに帰宅すれば、子どもより手がかかるわ……
この記事では、単身赴任になった夫との生活について、夫婦関係を良好に保つための方法を紹介していきます。
単身赴任中の夫と夫婦のコミュニケーションを深める方法5選
単身赴任妻が夫と夫婦のコミュニケーションを深める方法として、夫が単身赴任中に使えるコミュニケーション術があります。
ビデオ通話や手紙など様々な方法がありますので、この記事では次の5つを紹介します。
1. 単身赴任中でも夫とスケジュールを共有する
夫が単身赴任でも家族のスケジュールを共有しておくことで、お互いの忙しさや予定がわかります。
例えば、カレンダーアプリを夫婦で連携しておけば、子供の学校行事や習い事、家族の誕生日などを共有することができます。
これによって、メールや電話でいちいち予定を伝えなくても、お互い適切なタイミングでメッセージを送ったり、予定を調整することができます。
また、共通のスケジュールがあることで、手が空いている方が事前に予約をしたり子供たちへサプライズをしたりするなどお互いにサポートし合うことができるでしょう。
2. 単身赴任の夫とビデオ通話をする
夫が単身赴任の場合、ビデオ通話やオンライン通話で顔を見ながらコミュニケーションを取ることができます。
一緒に暮らしている時は毎日顔を合わせていた夫婦も、夫が単身赴任になれば、なかなか会うことも難しくなります。
お互いゆっくりと話せる時間にビデオ通話をすることで、ちょっとした表情の変化や仕草が見えるので、よりリアルなコミュニケーションができるでしょう。
休日などは、子どもも一緒にビデオ通話をするのも良いですね!
3. 単身赴任の夫へ手紙を書く
離れて暮らしている夫へ手紙を書くことで、ふだん電話では言えないお互いに気持ちを伝えることができます。
一見、電話の方が手っとり早く用件を伝えやすいように感じますが、便せんを用意し時間をかけて自分のために手紙を書いてもらった、という行動が相手との心の距離を縮める手段になるでしょう。
手紙には、文字だけでなく写真やイラストを添えることもできます。その時の気分や感情が文字やイラストでもあらわされるので、「自分のことを考えながら手紙を書いてくれた」という相手を思いやる感情が、電話以上に芽生えるかもしれませんね。
手書きの手紙は、オンライン上で完結してしまう現代のテクノロジーでのやりとりとは違った温かみがあります。
また、スマホで写真を送るのも良いですが、プリントした写真を手紙に添えると夫が単身赴任先で飾ってくれるかもしれません。
家族の写真が部屋にあるだけでも、ふだん一人暮らしをしている夫にとっては心が安らぐことにつながるでしょう。
4. 単身赴任中の夫とオンラインゲームをする
離れて暮らす夫と一緒にオンラインゲームをすることで、お互いに楽しくコミュニケーションを取ることができます。
特に、チーム戦や協力プレイなどお互いに協力しなければならない場合は、よりチームワークを高めることができます。
ふだん趣味でゲームをしているご主人にとっては、妻との会話のきっかけも増え離れて暮らしていても時間を共有することができます。
休日は子供たちも一緒にゲームを楽しむこともできるわね♪
ふだんゲームをあまりしない妻も、初心者でも分かりやすいゲームを夫に教えてもらいながら一緒にプレイするなど、共通の趣味として楽しむ時間が増えるかもしれませんね!
5. 単身赴任中の夫と趣味を共有する
ゲーム以外でも夫と趣味を共有することで、お互いの好みや興味を持っていることを話題にできます。
例えば、同じ本を読んだり、同じ音楽を聴いたりすることで、感想を話したり知らなかった知識を教え合うことができます。
お互い好みが違っても、好きな作品や作家さんについて話題にすることで、自分が知らなかった分野の世界が広がり、また新しい趣味へとつながるかもしれません。
また、本や音楽以外ではスポーツでのスコアを共有することもできます。
ジョギングや水泳で何km走ったとか、ゴルフやボーリングのスコアがいくつになったか、など一緒にプレイすることはできなくても、お互いの頑張りをたたえたり共感することができます。
まとめ
単身赴任中をしている夫の帰宅が少なくても、夫婦関係を良好に保つ秘訣をご紹介しました。
離れて暮らす時間が長い場合、夫婦関係を良好に保つには日頃から離れて暮らす家族のことを夫へ伝えておくことが大切です。
ふだん一人暮らしをしている夫も、家族の一員であるということを常に感じてもらうため、家族の予定や子ども達の学校行事を夫とも共有しておくと良いでしょう。
妻と共通の話題作りのために、趣味を共有したり一緒にゲームをしたり、手紙を書いたり、離れている分これまで以上にコミュニケーションをとるように心がけると、久々に夫が帰宅したときもぎくしゃくしたりすることなく楽しい時間を過ごすことができます。
夫が単身赴任中でも夫婦関係が良好に保てるよう、少しでもお役に立てたら幸いです。