夫が単身赴任になり、子ども達の長期休みなどを利用し夫抜きで夫人の実家へ帰省することもあると思います。
子供がまだ小さいうちは、できるだけ孫の成長を見せてあげたいと願うのは、自分の両親に対しても義理の両親に対しても同じように感じているのではないでしょうか。
とはいっても、夫の両親は自分の両親とは違い気をつかうもの。その上、夫は単身赴任先で休暇のタイミングが合わずに一緒に帰省できないとなると、夫と一緒の時以上にいろいろと心配になることでしょう。
夫は同行しないけど、夫の両親に孫を会いに連れて行かなくちゃ…
そこでこの記事では、夫の単身赴任歴歴3年のわが家が、夫の実家へ夫抜きで出かける時に気を付けていることを中心に、義実家への帰省についてのポイントをまとめてみました。
義理の両親との仲の良さによっても変わってくるとは思いますが、単身赴任中に義理実家への帰省する際の参考になれば嬉しいです。
単身赴任中に夫の実家への帰省!予定をしっかりと確認しよう
義理の実家は自分の実家と違い、住んでいる地域によっては年中行事の時期や生活リズムなどが異なったりするので気をつけなくてはいけません。
例えば、GWやお盆の時期は一般的には全国共通ですが、特にお盆については旧暦でお墓参りをする地域や、お盆よりも地域の夏祭りなどの時期に多くの親戚が集まる地域があります。
そうなると、交通機関の予約や帰省中に小旅行をする場合などの宿の手配が難しくなります。ご主人の実家の地域では、他の地域とは違う風習があるのか事前に確認しておくと良いですね。
私の実家は東北三大祭りが8月の1週目にあるので、お盆よりもお祭りの時期に休暇をとって帰省する人が多いわ!
また、義理のご両親のご両親が健在の場合も多いので、夫の祖父母の近況も確認しておくと良いでしょう。せっかく孫を連れての帰省なので、親族皆さんの予定が合う時に訪問出来たら喜ばれますよね。
自分の子ども達にとっては曽祖父母になりますが、まだ60代、70代で現役でお仕事をされている元気なおじいちゃん・おばあちゃんの場合も多いですよね。きっと、ひ孫たちに会うのを楽しみにして待っていてくれると思います。
夫の実家へ帰省する際は、夫の実家では子供たちがすでに独立していてふだんは大人だけで生活をしている場合が多いと思います。
急に息子の妻が、小さな子どもを連れて帰省すると、食事の準備や自宅に宿泊する場合はお部屋の準備、生活のリズムも子どもに合わせたものになるので負担も大きくなりますよね。
なので、実家のご両親の都合をきちんと確認し、ご両親の負担が少しでも軽くなるように食事の準備は嫁である妻が担当したり、外で食事をする回数を増やしたり、実家の近くの温泉や宿泊施設にみんなで滞在するなどご両親の負担が少なくなるよう提案するような気配りが必要です。
また、子ども達のふだんの生活リズムを事前に伝えておくことで、出かける時の帰宅時間、お風呂や寝る時間に配慮して滞在中の計画をたてやすくなるので、子ども達の体調管理にも役に立ちます。
単身赴任中に夫の実家へ帰省するときの義実家でのマナー
義実家での生活は、夫婦と子供だけの核家族の生活とは異なるため、マナーに気を配ることが大切です。
特に、義理の両親や兄弟姉妹とのコミュニケーション、家事の分担などについては事前に話し合っておきましょう。
事前に確認しておくことの例
- 実家への到着後、食事はどうするか
- 洗濯物は実家の分とまとめてするか、自分たち家族の分は別でするか
- 朝・昼・夜の食事の時間と準備は誰がするか
- 帰省中に友人や親せきなどと会う予定はあるか
- その他、家事の手伝いはどの程度お手伝いするか
これ以外にも、実家のご両親の仕事の都合で、帰省中に必要なお手伝いが出てくると思います。
義母から「家事はすべてやってあげる」といわれても、急に子供たちの洗濯物や食事の準備までふだんの何倍もの労力が必要になるので、声を掛け合いコミュニケーションを取りながら、実家への滞在中もできるだけ家事を分担するようにしましょう。
うちの主人の母は、料理が苦手なので帰省中は毎日一緒にスーパーに行ってお総菜を選んで買っていたわ!
わが家の場合、義母があまり料理をしない方だったので、帰省中に私がしゃしゃり出てあれこれ作るよりも、ふだん義理の両親がしているようにスーパーのお総菜コーナーから好きなものを購入して食べています。
使い慣れていないキッチンでお鍋や調味料をあれこれ探すより、滞在先の習慣に合わせた方がいろいろとスムーズにいく場合が多いです。
まとめ
夫が単身赴任になり、夫抜きで義実家へ帰省するときのポイントをまとめました。
夫不在でも快適に過ごすためには、
- 夫の実家の風習や行事などを確認すること
- 義理の両親が家事の負担を抱えすぎないように、事前に家事の分担を確認すること
- 義理の両親へ子ども達の生活リズムを伝えること
これらを伝えることで、夫が不在でも義理の実家で快適に過ごす準備ができるでしょう。
始めはなかなかうまくコミュニケーションが取れないかもしれませんが、数日一緒に生活する中でお互いをよく知ることができ、子ども達にとっても良い思い出がたくさん残ることを願っています。